『…でここが・・・』
ハァ…なんで私がこんな奴のために…
「なぁ珠華?」
『ん~?…ッン!?』
しゅッしゅッ珠華ぁ?????
なんでいきなりあだ名から呼び捨てにぃ?!
「珠華、俺が前の学校で柔道やってたこと知ってた?!」
『ぅん…まぁ…』
知ってるには知ってるけど美香や峻との会話の中でだけど…
「本当に?!マヂで?!なら俺の試合見たことぁる??」
華原が嬉しそうに問いかけてきた
だけど話しに聞いていた華原っていう男を見たのも今日が初めてだった珠華は正直に
『ィヤ…なぃ』
「え~俺毎回決勝出てるのにぃ~↓↓」
華原は肩を落としたがすぐ元に戻り
「珠華は毎回2回戦止まりだょな♪」
華原は笑いながら言った
『なっなんで知ってんの?!』
珠華は戸惑った
