今日に限ってLHRが長引いた。









雨美を待たせたら悪いと思って、全力疾走で下駄箱に向かった俺の目に飛び込んで来たのは…-

















男と楽しそうにジャレ合う雨美の姿だった。























その光景をすんなり受け入れることも、怒ることも出来ない俺には、ただ、虚しい嫉妬心が生まれるだけだった……。