「眠れなかった……」 昨日、家に帰った後、ご飯も食べず布団に包まっていたあたしは一睡もしてなかった。 「まだ5時か」 ゆっくりとベッドを置き、シャワーを浴びる。 さすがにシャワーは浴びとかないとね。 浴室から出て制服に着替えキッチンに行くと、母親がもう起きていた。 「おはよう、雨美。今日は早いのね」 「うん……まぁ」 「あんたどうしたの!すごいクマよ」 「わかる?」 鏡を見たときに自分でも分かった。 いちよう化粧で隠したつもりだが、相当ヒドイらしい。