ALONE

俺達はヨシアキが持ってきた差し入れを



朝食兼昼食として3人で食べた。



ヨシアキは聞く。


『どうなの?進んでるの捜査は?スタートして3ヶ月くらい経つけど。』



シュウジが答える。



『良かったのは出だしだけやな。今は完全に膠着状態や。』



『てか二人今何してるの?ウチの若いのが任されてるキャバに顔出したとか最近聞いたけど。』



『それがなぁ…地道に人探し中やねん。』



…ちょっと待った。



俺はシュウジが答えると同時に


頭の中でヨシアキの言葉に反応した。



『…ヨシアキさん。瀧本組が経営してるキャバクラっていくつくらいあるんですか?』



しかしその質問に答えたのはシュウジだった。



『14や。ヨシアキに探り入れてもらおう思うても意味ないで。俺等はその14店舗はもう調べ済みや。』



…そうか。



例えシュウジは酒に酔っていても



やることはきっちりしている。



やはり酔っていても飯塚シュウジは




飯塚シュウジだった。