ALONE

半開きのドアから陽の光が射しこむ。


逆光の眩しさに目を細めたが


ドアを開けた人物のシルエットが確認出来た。



シルエットが



言葉を発する。






『あれ?

なんだ。

いるじゃん二人とも。』



シルエットの正体は



スキンヘッドに龍のタトゥーを刻んだ


ヨシアキだった。





俺とシュウジは緊張から解放され



安堵のため息をついて



ソファに身を委ねた。



ヨシアキはそれを見て目を丸くする。


『え?何々。どうしたんだよ二人とも。』



シュウジはソファに横になったままヨシアキを睨んだ。

『…ヨシアキ。お前来るなら来るで事前に連絡とか入れろや。』



『…?いや今朝急にさ、瀧本さんにちょっと様子見てこいって言われたんだ。驚かせたらなら悪かった。』



『どアホ。心臓止まるかと思うたわ。つーかお前合鍵持っとったんやな。』



『そりゃ…ウチが捌いてる物件だしね。合鍵くらい持つよ。』



…シュウジ



次からチェーンもかけよう。



こんな緊張体に毒だ。