神魔〜復讐〜

「ま、魔姫...。」

男達の顔がひきつる。


「やっやれ!
いくら、魔姫でも5人の男相手じゃ無理だっ!」

総長らしき人がほかの奴らに指示を出す

のくせして、自分は戦わないなんてお前の方が正真正銘の雑魚だ。


「いいよ、どっからでもかかってこれば?」

黒い笑みを浮かべる私に小さく悲鳴をだす男共。

「や、やれっっ!!!!」


「おりゃぁぁぁぁ!!」

拳を握ってこっちに突進してくる男。

「ふっ、あまい。」

その手を掴みそいつごと地面に叩きつける


「うっ...」

肋骨折れてないといいね?
なんて考える余裕が私にはあった。


その後前後左右からくる奴らを楽々片付ける。


「ちっ、あれを使え!」

総長を合わせて立っていられるヤツが2人。

総長に命令を下されたそいつは多分副総長。

ポケットにあったナイフを手に取り脅してるようだが
そんなんで、私が怖がるとでも思ってるのだろうか。


走ってこっちに来てるから、私も同じようにそいつに向かって走った。


ナイフを私の腹に刺そうとしてるが軽くかわし、ジャンプしてそいつのナイフを持ってる方の手を蹴る。

地面に倒れ、立ち上がれない様子で
そいつが落としたナイフを拾う。