神魔〜復讐〜

「どうする?乗り込むの?」

駿の問に戸惑う私。

「そうだな...乗り込むなんて全国No.2がしていいことではないと私は思う...

だが、もうすぐ蓮斗の命日だ...。
それまでに、果たしたいのならば
お前らに判断を委ねる。」


私は一人ひとりの目を見て伝えた。

全員険しい目をしたが、きっと決意は決まってるのだろう。


「「「俺(僕)たちから、乗り込もう」」」


ふっ。やはりそう来たか。

「そうだと思った...。
命日の日、朝イチに墓参りに行こう.........

そして、その後神魔の反撃開始だ」


「おう!」

「あぁ」

「うん!」



蓮斗の命日は2週間後。

それまでに、奴らがこっちへこなければ私たちから行こうじゃないか。