君の隣






ここ、いいからさ。
練習、行きなよ。」




そういうと、憐は少し驚いた顔をして「何言ってんの?」と一言言った。



「だって…今が大事なんでしょ?
そんなにそわそわしてここに居たって内容頭に入らないし。
無駄な時間になっちゃうよ。
それなら話は私が聞いておくから、あとでたっぷりと働いてよね!」




少し考えて時間が静かに過ぎた。




わかってる。




こうやって言うことが、こういう気遣いが憐は嫌だってこと。




だけど…そわそわして気にしているのがすごく伝わるから。




憐には練習に行ってほしいと心から思ったんだ。