君の隣





放課後。




なんだかんだ嫌な顔をしていたけれど、やるとなったらやるっといって委員会の教室に一緒に来た私と憐。




だけど、気づいてるよ。




隣の憐はずっとそわそわとして落ち着きがない。




窓側の席に座った私たち、隣の憐はうらやましそうに外を見ていた。



「サッカー?」


「ん?」


「サッカーが気になるんでしょ?」



「あぁ。」



「ねぇ…