君の隣






「あ!
二人とも起きたわね。
早速!憐くんと香那ちゃんは今日から委員会があるのでお願いしますねー」


「え。」


「放課後ねー」


「は?
練習あるんだけど…」


「委員会が優先よ!」



「はぁ…」



憐、ドンマイ。




そういいながら少しイラッとしている憐を横目に見ながら私は「わかりました」と返事をした。




これはもうやるしかないんだな…。




問題はこっちかな。




隣を見ると憐はすごくイライラとしているようで。




憐にとって練習に参加できないっというのはとても痛いことだ。




しかも今、ライバルの強豪校との試合を控えている中で…っていうのがまた。