そう、俺はいつものようにサッカーの練習が終わって走って家へ帰っていた。
「ただいま」
「おかえり~
お風呂入っちゃうよね?」
「うん。」
いつものようにお風呂で汗を流して炭酸を持って自分の部屋へ駆け上がる。
そこには決まったようにいつもあいつがいたんだ。
「おかえり~」
そうやって笑顔で俺を迎え入れてくれるお前は決まってベッドの上にいて。
「そこは俺の場所なんだよ。」
「えー、別にいいじゃん~
けち~」
そうやって反抗してくるお前と話しているのが楽しくて。
それが日課のようになっていたんだ。
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