君の隣





いつも厳しいことを言うし、ちょっと怖いなっと思われがちだけど…。




こうして言ってくれるのは私を考えてくれているからだと伝わる




友達思いな千夏ちゃんが私は大好きだ。



「さ、そろそろお隣さんを起こしてあげたら?」


「あ…そうだよね!
憐、憐!!起きて!」



軽く肩をたたいて、眠そうな目をこすりながら顔を上げる憐。




「何?
あーやっと終わった?」


「前、見てみて。
大変なことになってる。」


「あ?」



ー応援団→憐、香那ー




「は??!!」


「私たちにもう拒否権はないよ(泣)」


「は??!!
お前反対しとけよー」


「寝てたから。」


「意味わかんねー」


「あたしだってわかんないよ!!!!」



「起きてろよー」


「そっちこそ、そんなこと言えるの??!!」





そんなこんな言い合いをしてたけど、この体育祭で何か変わる気がしてきた今日この頃。




変えられる予感がして…。




少し体育祭が楽しみになってきた。