君の隣





再びニヤニヤと見つめてくるクラスの女子たち(笑)



「何よ~~(笑)」

「やっぱりさ~」

「違うってば~!
本当に何もないんだって~~」

「本当に~?」


こんな風に憐との仲をからかわれるのが少しめんどくさいと思いつつも、なんだかんだうれしかったりするのも本音。



あたしにしか知らない憐の姿だってある。



二人でしか理解できないことだってある。




笑いながらその女子のからかいをあしらっていた。