君の隣




「馬鹿。
離せ…よ。」

「やだ!!聞いてたんでしょ。
あたしの歌。
何か届いた!?
憐に伝わった?」

「…ずるい。」


そういうと憐は振りむいて私を抱きしめた。



どうしてここにいるの…


「今日試合が終わって急いできた。
リーダーさんに感謝だよ。
こっそりとチケットぽっけに入れてくれてた。
香那。
俺最近サッカーが思うようにいかなくて、壁にぶち当たって。
正直香那のことまで考えられる余裕がないんだ。」

「憐。」