「どうして…。」 「…その日は大事な試合があるんです。 どうしても行くわけにはいかなくて。」 「途中からでも大丈夫です。 少しでも…」 「どうしてそんなにあなたは香那のためにそこまでするんですか。」 憐は究極の質問をした。 正直これは私も気になっていた。 私をバンドに迎えてくれたのはリーダー。 そしてそれからリーダーは私にいつも気を使って、私のことを考えてくれて。 もったいないぐらい大切にしてくれた。 だけど、ここまでしてくれるなんて…。 本当はどこかで気になっていた。