君の隣




「ファンイベント。
憐君には?」

「連絡してません。
もうチケットも余ってないし…。」

「そっか。
でもあの曲、憐くんに対して作ったんだろ?」

「どうしてそれを…。」

「俺が気づかないと思ってる?」


その日の帰り道。



リーダーはそういうと一枚のチケットを渡してきた。



特別招待券。



「これ…」


「急きょ用意してもらった。
ちゃんと来てもらうべきだよ。
聞いてもらうべきだ。」


「…。」