君の隣






「曲だけでなくて、たくさんありがとうございます。」


「何が(笑)」


「聞きました。
私に助言をするようにうながしてくれて。
私、リーダーのおかげであの曲を作ろうと思えました。
あの時。
きつく言われなかったらきっと今も甘えてました。
バンドのみんながどんなことも優しく受け入れて、温かく迎えてくれて。
私はいつだってその優しさに甘えていたんです。
でもそれって…
きっと何もいい方向へと向かわない。
New Daysに入って、皆に出会えてよかったです。
駄目なことは駄目だといってもらえる。
そんな仲間に出会えたことに感謝してます。」


私はNew DaysのボーカルKanaなんだ。




どんな時も歌えないときもどんなに壁にぶつかっても。



私が歌を見失っても。



決して誰も「ボーカルを変えよう」という一言を口にしなかった。