君の隣





自分にとっての音楽というもの。




その音楽への取り組み方。




音楽への思い。



そのすべてを伝えたくて、そのすべてを伝える術はやっぱり音楽なんだって。



だって、私は音楽がやっぱり好きだから…。



「私にとって音楽は人と気持ちをつなぐものだと思っています。
自分は素直になることがなかなかできなくて、伝えたい事も伝えることができない。
そんなことがよくありました。
だから自分の気持ちを私はこの歌に込めました。
歌はなかなか素直に表現できない。
そんな子の思いを、気持ちを代弁してくれます。
わかっています。
音楽に対して一生懸命な人にとってそんな手段の一つとして音楽を使うなんて失礼な行為にあたるって。
でも今の私にとって歌いたいと思う曲はこれなんです。」



リーダーは私のもつCDを手に取った。



それをプレーヤーにいれる。




中から流れる音楽。




その曲を聴くと、皆の目の色ががらりと変わった。