ーあのね、リーダー。
一つ言いたいことがあるんだ。
あたし、ずっと会いに行けなかった。
本当はきっと探そうとしていなかったの。
少しでも周りを見渡せばきっと見つけられたはずなの。
憐はあんなにも活躍していて。
それでも私は何も進めていなくて。
それがあまりに悔しかった。
何も進めていない私の存在を憐に知られたくなかった。
だけどね?
こうしてこの曲を完成させて思ったの。
もうあの時の私じゃない。
きっと今なら憐の顔を見て、すべてを話せるって。
心に思っていることすべてを。
だからね、私。
憐に会いに行こうと思うんだー

