君の隣





友達と遊びに行ったり。



友達と話したり。



友達と勉強したり。



そんな普通の高校生にとって当たり前の経験があまりに楽しく感じるようになった。



詞は!?とか。



仕事は!?とか。



言われてしまえばそこまでだけど、今までできなかった分の息抜きとしても少しずつ友達と遊ぶようになった。



その中で得られるものもやっぱり大きくて。



私は友達との遊びや学校生活の中で吸収することを少しずつ文章にしていった。



「なかなか難しいな…。」


そう思いながらペンを持っていたけれど、なかなかね…。



ペンを持っているけれど、眠気が襲ってきて。



そんな時に私の目に入ったのは、一冊のアルバムだった。