「香那が詞を書く!?」

「うん。」

「え!
香那が書くの!?」

「うん。」

「え!
マジでかけるの…?!」

「いい加減に黙らないと殴るよ。」


「…こわ。」




私が曲を書くことをバンドメンバーが知ったときのリアクションは本当にひどくて(笑)



まぁ、それはそうだよね。



今までも何度か書けば?とは言われていた。



だけど、そのたびに今は無理。



今はそのタイミングではないなんてわけわからない理由をつけては逃げていた。



だけど、この再スタートの時。



私は自分の手で曲を書きたいなっと思った。



本当は詞だけでなく、曲もすべてを自分で作りたかったんだけど…。



最初はそこまで手を伸ばさなくても、少しずつでもいいんじゃないかっていうリーダーの助言によりとりあえず詞からやってみることになった。