憐は高校生ながらにプロの世界へ飛び込んだ。
その時に偶然テレビの特集を見たときにリーダーは気づいたみたいで…。
「どうして教えてくれなかったんですか。
私が憐を探していたこと…知っていたはずなのに。」
「じゃぁ、今。
それを知って本当にすべてがすっきりした?」
「え…。」
私が憐の夢を叶えらことを知ったときに、感じることをリーダーはすでに感じ取っていた。
きっと私は自分に自信がまだ持つことができていない。
自分の音楽にかける思いの甘さを恥ずかしさと感じている。
だから言えなかった。
伝えてしまったら、きっと私が音楽から離れてしまうんじゃないかって…。

