サッカーという単語をあの日以来、あまり聞きたくなくなった。 その単語を聞くと嫌でも思い出してしまう憐の存在。 「この人かっこいいなぁー。」 「うんうん。 え、この人あたしたちと同い年なんだ!」 「え! 名前もかっこいい!!!」 そんな騒いでる友達を横耳に聞きながら、必死に手を動かしていると… 「え、この人かなと出身地同じじゃん。」 と一言。