圭人は 思わず・・・


「ウソだーぁー」





トミーが 微笑みながら

「ドア・・・開けて見なよ」




圭人は 父さんに逢える 期待と不安に 胸が はりさけそうだ!!

心臓の 鼓動が 全身に 脈打つ!!


静かに ドアを 開けてみた・・・



ドアの 向こうの 世界は・・・




雪の世界・・・ 圭人は 見た事のない!?


白銀の 世界が パノラマで 現れた!!!!



「スゲーぇー!!こんな所 見たことないよー         とぉーさぁん!!!」




雪山の・・・山びこで・・・声が 帰ってくる!!




トミーが 寄ってきた。


「あれ!?・・・父さん! 居ないの???」




「おっかしいなーぁ??

あの父さんが 出ていった すぐ後に・・・つけたのに

・・・何かに機械を 触らなかった!?

圭人君・・・」