「おい、あの子超可愛くねぇ?」

「君一人?遊ばない?」

「可愛いね~彼氏いる?」

……。

あー うざっ

可愛いのなんて知ってるし。

馬鹿な男達の言葉をスルーして、

あたしは真夜中の
街を歩いていく。

時刻は1時。
目的地はクラブ「moon」