「朱李??」

「…なぁに?お兄ちゃん…」



「ここにいたら、僕たちもやられるかもしれない。早く出よう?」



あたしにはお兄ちゃんはあたしを悲しませないためだと思った。



「うん、お兄ちゃん…」






そのまま村を後にした。