俺の好きな人に、好きな人がいることを告げてしまった。でも、気づかれなかったか。大丈夫か。それだけが心配だった。
そんなことを考えながら、裏庭に寝ていた。すると、めぐが来た。
「なんで、あんた心愛ちゃんにあんなこといったの!あのこ、自分が振られたとおもってるよ?」
「・・・・・・は?」
なんでか、俺にはわからなかった。
「はやく誤解といてきな?」
「あっあぁ・・・」
俺は、わけがわからず心愛に会いに行った。なんか照れくさかった。
「こーこーあッ!」
俺はその時、目を疑った。アイツが他の男と楽しそうにしゃべっていたのだ。昔から、俺以外の男に近づいた事もないアイツが…
「なっ何しゃべってんだ…?」
「はっ春期には関係ないから…。行こう?武内君」
「えっ?ちょっ…」
俺は、その時もう手遅れだと感じた…