俺は、いつも通り奈々に電話した


「もしもし、奈々?」

奈々「あ、智也。どーしたの?」


「あのさ、瑠花のことだけどさ今日屋上にいた奴どーみてもるかじゃねーか?」

奈々「そーよ。あれは瑠花だよ。」


は?奈々さん知ってたん?


「えっ、奈々知ってたん?」

奈々「当たり前じゃない。
  まさか、智也わかんなかったの?………。   はぁ……、あんたまだまだよね」

くっそー……。だって、奈々しか女子に興味持ったことねぇーし。