カレカノ



「うるさい!!あんたなんか大祐にふさわしくないわ!!奈津が大祐にふさわしいのよ!!」

「好きに言ってください」


「見てなさい!!」


「見ときます」


「大祐!!」


「何?」


「あたしも車乗せて」


「はぃ?」


「あたしも大祐の家連れてって」


「や、無理だから」


「何で!!?」


「だって俺好きな女しか家上げないから」


「あたしのこと好きだったじゃない!!あんなに愛してるって……」


そぉ言うと
『奈津』は
泣き出した


「…ヒッ…あ…んた…ヒック…のせぃ…」


「はい?」


あたしが適当に
返事をすると、


血相を変えて
あたしを
睨んだ。


「あんたのせいよ!!!」