「お母さんこれから二年海外出張になったのよ。」 「えっ…?!」 どうやら思ってもみなかった言葉なのだろう。 真央は理解不能といった顔をしている。 「だからね、明日から田舎のおじいちゃんちに行きなさい。」 にっこり微笑みながらいうその言葉は真央にとってまるで悪魔の囁きのようだった。