あれは小学生の頃。



田舎のおじいちゃん家に遊びに行ったとき、いくつもの流れ星を見た。



とても綺麗な流れ星をおじいちゃんに

「流星群というんだよ。」

そう教えてくれたことだけは昨日のように覚えている。



もう一人いた男の子の顔も名前も覚えてないが…

その子もまた流星群のように迫力があり
綺麗で儚げだった。