いつもは私服だったから、制服を着るっていうのは高校生以来だろうか。
帰り際にあおいさんに渡された制服一式をクローゼットの中から取り出す。
白い長袖シャツにピンクのベストと同色のタイトスカート。
ばれるんじゃないのかなあ。
とりあえずメガネをかけて後ろにひとつ束ねてみる。
他の人がいるとはいえ、自信はなかった。
篠崎グループの三つあるビルの一番南の端にあるオフィス階の10階に集まる。
海に近いこともあって、こちらからの窓にうつる外の眺めはやっぱりきれいだ。
開け放たれた入り口を覗いてみる。
配置図も資料の中に入っていたのでカバンから取り出して確認すると、ワンフロアにマーケティングプラン部、ソリューション部、営業推進部の三つが入っており、総勢で数十人ほどがひしめき合っている。
一番入り口に遠い場所に机の島がある場所がマーケティングプラン部だった。
おそるおそる一番奥に入っていくと、すでに見慣れた特別班のみんなが席についていた。
「あ、あの、今日、こちらに配属になりました椎名萌香ですが」
「はじめまして。ここの部長を務める大上です。よろしく」
窓際の奥に机を構えているのは紺ストライプのスーツ姿の大上部長だ。
最初、IDパスケースを落としたときにみせたような優しい顔を浮かべてる。
オーバル型の黒いフレームのメガネをかけているからだろうか。
こんな爽やかだったっけ。なんだか調子が狂う。
「椎名さん、よろしくね」
隣にはやはり同じピンクの制服に身を包んで髪の毛はわたし同様後ろで結んでいたあおいさんだ。
制服を着ているあおいさんをみるのははじめてだし、制服姿のあおいさんも色っぽいなと感心してしまった。
しかし、その向かいに座っている二人のイケメンは一体誰なんだろう。
よくよくみれば髪の毛を少し逆立てているのが戸塚さんだった。
もう一人はルーズな黒髪のパーマをかけている鈴井さんだ。
いつもの二人は黒服で揃って立っているけれど、戸塚さんはグレー、鈴井さんは紺色のスーツを着ていて、二人ともこうやってしっかりみると眉毛がきりっとしていて二重まぶたにシャープな顔立ちの整った男前なんだなあ、としみじみ思う。
帰り際にあおいさんに渡された制服一式をクローゼットの中から取り出す。
白い長袖シャツにピンクのベストと同色のタイトスカート。
ばれるんじゃないのかなあ。
とりあえずメガネをかけて後ろにひとつ束ねてみる。
他の人がいるとはいえ、自信はなかった。
篠崎グループの三つあるビルの一番南の端にあるオフィス階の10階に集まる。
海に近いこともあって、こちらからの窓にうつる外の眺めはやっぱりきれいだ。
開け放たれた入り口を覗いてみる。
配置図も資料の中に入っていたのでカバンから取り出して確認すると、ワンフロアにマーケティングプラン部、ソリューション部、営業推進部の三つが入っており、総勢で数十人ほどがひしめき合っている。
一番入り口に遠い場所に机の島がある場所がマーケティングプラン部だった。
おそるおそる一番奥に入っていくと、すでに見慣れた特別班のみんなが席についていた。
「あ、あの、今日、こちらに配属になりました椎名萌香ですが」
「はじめまして。ここの部長を務める大上です。よろしく」
窓際の奥に机を構えているのは紺ストライプのスーツ姿の大上部長だ。
最初、IDパスケースを落としたときにみせたような優しい顔を浮かべてる。
オーバル型の黒いフレームのメガネをかけているからだろうか。
こんな爽やかだったっけ。なんだか調子が狂う。
「椎名さん、よろしくね」
隣にはやはり同じピンクの制服に身を包んで髪の毛はわたし同様後ろで結んでいたあおいさんだ。
制服を着ているあおいさんをみるのははじめてだし、制服姿のあおいさんも色っぽいなと感心してしまった。
しかし、その向かいに座っている二人のイケメンは一体誰なんだろう。
よくよくみれば髪の毛を少し逆立てているのが戸塚さんだった。
もう一人はルーズな黒髪のパーマをかけている鈴井さんだ。
いつもの二人は黒服で揃って立っているけれど、戸塚さんはグレー、鈴井さんは紺色のスーツを着ていて、二人ともこうやってしっかりみると眉毛がきりっとしていて二重まぶたにシャープな顔立ちの整った男前なんだなあ、としみじみ思う。

