アタシの前〜春華〜






―――バシッ








男子が殴りかかった。





ケド,男の拳は冬季にわ当たらず冬季の手でとめられていた。







サスガ!!冬季。









「――――ねぇお前,何て名前? 結構いいの打つぢゃン。 まだまだダケドね。」







まだまだって。アンタが強すぎなんだよ!








「―――はぁ?俺の名前?
俺は“佐々川 広”だ。テメェの名前はなんだ。」







佐々川 広ね………








可哀想に。







冬季,名前言ったらすぐにアッパーやるからKO負けだね。










「―――俺の名前は…………。 時雨 冬季だ。 じゃあな。 広 」











――――ボコッ
























そして,冬季が打ったアッパーで佐々川は,倒れた。