「そりゃ恋だな」

「…やっぱり?」


私は今、同じ学校で
一番なかのいい
亜梨紗に優斗のことを
話した…
亜梨紗は私の偽造恋愛の事を
知っている唯一の女の子


自分の初めての気持ちが
わからなくなったから

「それを恋っていわなくて
他になんて表すんだよ-」


『これが恋愛か…』

「まぁ…英李の場合は
わからなくなっても
しょうがないよね…
でも、英李が本当に
好きな人をみつけれて
良かったよっ!!」

そうやって
にっこり笑う亜梨紗に
感謝すると共に、

“優斗が好き…”

それだけで

優斗の存在を

今までより

自分の中で強く感じたの