「ごちそうさまでした。」 お兄ちゃんは、私の横を通るとき、 すごく小さな声で、 "美味しかったぜ" と、囁いた。 その声があまりにセクシーで、私の胸は飛び上がった。 お兄ちゃんとのキスは、 ただの寂しさを紛らわすためのキス…。 私もそうだし、 お兄ちゃんもきっとそうだと思っていたんだ…。