だけど…… 前よりそんな自分が嫌じゃないんだ。 あぁ、私はお兄ちゃんに愛されてるって、実感できるから。 私もお兄ちゃんが好きだ。 でも、その好きは、「家族」としての好きで。 だから、キスなんかしてていいのだろうか…と悩むわけで。 「ぁっ…ん」 私とお兄ちゃんのキスは、長いが、私がお兄ちゃんの胸を叩いたら、お兄ちゃんはやめてくれる。