「ひかる…」 彼はそっと体を離した。 急な寂しさが私を襲う。 「俺が住む所は誰にも教えないつもりだ。 だからお前とは連絡が取れなくなる。」 「そんな……。」 目の前が真っ暗になった。 毎日にかなたが存在していたのに。 明日からはかなたがいない。 神様はどうして私ばかりに ひどい事をするのだろう