お兄ちゃんと秘密のキス



「わっ!」


「おわっ!」













私は完璧に圭さんの上に

馬乗りになってしまった。




「す、すみません!」











恥ずかしくて恥ずかしくて



私は顔を再び真っ赤にしながら、


慌てて圭さんから離れた。






「ひかるちゃん、
俺の事襲いたかった?」



「そんな事ありません!」



彼は必死な私をみて吹き出した。



「おもしろいね、ひかるちゃん」



なんだか冷や汗がでた。