その姿が すべてを失ったあたしと 何故かリンクして 圭さんに抱きつきたい衝動が私を襲う。 「で、グレた俺はこんなチャラ男になっちまったってワケ。 どう?笑えるだろ?」 その瞬間、 私はやっぱり圭さんに抱きついてしまった。 「ぬおっ! おいっ!ちょっ、ひかるちゃん!」 私にいきなり抱きつかれたせいで 後ろにバランスを崩してしまった圭さんは そのまま倒れた。