お兄ちゃんと秘密のキス



───ジリリリ…───




目覚まし時計によって

私は暗闇から解き放たれた。



ふと鏡に映る涙のあとがついた顔。


そこで初めて自分が本当に泣いていた事に気付く。




あの夢は一体…




そう頭を悩ませていた時だ。










「いい加減にしなさいっ!!!!!」














今まで聞いた事のない
お母さんの怒鳴り声と
ほぼ同時にバチンっと
何かを叩いた音が聞こえた。