お兄ちゃんと秘密のキス


こんな事、恋人同士では、普通の事かもしれない。


しかし、

まだ何となく"兄弟"という枠から抜けきれない私にとっては、

勇気がいる事だった。




「う、うん。」



でも、勇気をださなくては。


私は、ドキドキしながら彼の隣へ行った。





「おい。」


「へっ!?」



彼はクスリと笑う。


「キョドりすぎ。

つか、なんだよ。
この俺らの微妙な距離。」



「あ…」



私とかなたの間の微妙な距離。



かなたはそれを見逃さなかった。