"みゆき"さんは冷たく私を睨む。 「あんた、かなたの"妹"でしょ?」 「はい…」 「あんた、馴れ馴れしく"かなた"なんて呼んでんじゃないわよ。 お兄ちゃんでしょ? しかも義理の。」 どくん、どくん 心臓が悲鳴をあげる。 「あ、あの」 「みゆき…だまれ。」 かなたの低い声に みゆきさんの肩がピクッと揺れた。 「お前は部外者だろ。」 「ちょっ…かなた!」 すると、彼女は笑い始めた。