「じゃあ…戻るね…っ」



やっぱり戻らなきゃマズイ。


よく考えてみたら、


さっきから、メイド服のまんまだし。



そんな状態であんな事やこんな事…。



思い出すだけで、恥ずかしい。



「バイバイ!」




私は手をふり、路地裏から出ようとした。



その時…。






グイッ




私の腕は意図も簡単に引っ張られた。






そして









チュッ







「またな」





額に軽いキスをされた。





「う、うん!」





動揺してる所なんて

絶対見せてやらない。


私は元の道を走って戻った。