お兄ちゃんと秘密のキス



「お前もひでぇよ。

まだ、お兄ちゃんって呼んでるわけ?」



「あ…
ごめん…」


彼はわざとらしくため息をつき、笑った。



「じゃあ、今から呼んで?
かなたって」



「えっ!今から?」


唐突に突きつけられた試練に

私は焦って言葉が出ない。


そんな私を見て、
痺れを切らした彼は

「カウントダウン開始。

5、4」


なんて言い出す。


「えっちょっとっ」



「3、2、」