お兄ちゃんと秘密のキス



「ひかる、焦点定まってねぇな」



「ははは…」




全く。

誰が私をこうさせたのかっていう話だ。



私は大きくため息をついた。




それを聞いた彼は少し嫌な顔をした。



どうやら、私のため息が気に入らないらしい。



「あーもー!
ごめんなさいごめんなさい!

全く、子供じゃあるまいし…。」



小さく呟いた言葉を彼は聞き逃さない。


「あぁ?」



ひいっ


この地獄耳野郎!