「すみません!」 「あっ!今行きます!」 お客さんに呼ばれ、 注文を取りに行こうとしたその時だった。 「ひかる」 あの低音の声が響いた。 「お兄ちゃん…!!」 そこにいたのは、 いつも通りかっこいい 大好きなお兄ちゃんの姿だった。 「来てくれたんだねっ」 私は笑顔で駆け寄った。 周りからは、ザワザワとお兄ちゃんを噂する声が聞こえた。 でも、何はともあれ これからお兄ちゃんといられる。 私がお兄ちゃんに話しかけようとした時だった。 「おいっ!おーい!!!」 ん??? だれ、この声。