お兄ちゃんと秘密のキス




でも、やっぱりゆめかってすごいと思う。





しばらくしたら、

本当に腫れがひいたのだから。




まぁ、それくらいで腫れがひいてしまう私のまぶたの方が、
ある意味すごいかもしれないが…。




「ゆめかありがとう。
助かったぁ」



「いえいえっ」



なんて、いいつつ、

鼻高々としているゆめかが面白い。





「ふふ…」



「ちょっ!何笑ってるのっ」


「なんでもなーい」



「もう!ひかるー」


「はははっ」





きっとゆめかは私の魔法使いだね。


さっきまでの涙がウソみたい。










廊下の窓から差し込む爽やかな太陽が、


私に


"頑張って"


って言ってくれた気がした。