そこには、 ゆめかがいた。 彼女は私を見るなり 目を丸くして、 慌てて教室から私を連れ出した。 そんな行動は、 彼女が心配してくれていた事を予想させる。 「あんた、どうした?! そんな泣きはらした顔… もしかして、屋良くんが別れてくれなかったとか? だったら……」 「違う!それは違う!」 変な勘違いはされたくない。 屋良くんは何一つ悪くない。 「さっき別れたとこ。 でも、屋良くんがあまりにも優しくて… そうしたら、知らない間に涙が止まらなくなって… 心配させてごめん。」