お兄ちゃんと秘密のキス



私は階段を下る。





さっきまで、

"カレカノ"

として上った階段を、

一人で下っているのは

なんだかさみしい気持ちにさせた。









でも、もう泣かない。



お兄ちゃんに、

気持ちを伝えなきゃならないんだから。




もう、弱い心には負けないんだから。









だから、上を向こう。



前だけを見よう。














私は、自分が働くメイド喫茶まで走った。