お兄ちゃんと秘密のキス



あたしって、

バカな女だね。



自分の痛みにばっかり敏感で




お兄ちゃんが好きかどうかなんて

本気で悩んで。




屋良くんの気持ちがどうかなんて


今、あなたが何を抱えているのかなんて


分からなかったし


知ろうともしなかった。







もしかしたら、


私は



あなたをもっと傷つけていたのかな?






「ごめんね…

屋良く…んっ

ごめっ……」





私はしゃくりあげながら


"ごめん"を繰り返していた。






ほら。

またこうやって


私は急に泣き出したりする。



もう、自分がイヤ。









そんな、泣いている私を上に向かせたのは、


屋良くんだった。